絶叫必至!ラスト5分で全てが変わる映画3選【衝撃のどんでん返し】
絶叫必至!映画3選【衝撃のどんでん返し】
灼熱の魂
カナダのデニ・ヴィルヌーヴ監督が2010年に制作したドラマ映画です。
原作はワジディ・ムワウァドの戯曲『火の血』で、レバノン内戦を背景にした家族の物語です。
主人公のジャンヌとシモンは、亡くなった母親ナワルの遺言に従って、父親と兄弟を探すために中東へ旅立ちます。
そこで彼らは、母親がかつて暴力や憎悪に満ちた過去を生き抜いたこと、そして衝撃的な秘密を知ることになります。
どんでん返しのポイント
ジャンヌとシモンが探していた父親と兄弟が、実は同一人物であることです。
つまり、母親ナワルはかつてレバノン内戦で拷問された際に、自分の息子であることを知らない兵士に強姦されて妊娠し、双子を出産したのです。
その後、息子を探すために戦地へ赴いたナワルは、偶然にも彼がスナイパーとして活動している場所へ辿り着きますが、そこで彼が自分の目の前で射殺されるのを見てしまいます。
そのショックでナワルは声を失ってしまいます。
この事実を知ったジャンヌとシモンは、母親の苦悩と愛に涙します。
パーフェクトブルー
今敏監督が1997年に制作したアニメ映画です。
原作は竹内義和の小説『パーフェクト・ブルー 完全変態』で、アイドルから女優へ転身した霧越未麻が、ストーカーや殺人事件に巻き込まれて精神的に追い詰められていくサスペンスです。
未麻は自分のイメージや現実と虚構の境界に苦しみながらも、女優として成功を収めていきます。
どんでん返しのポイント
事件の黒幕が未麻のマネージャーである日高ルミだったことです。
ルミはかつてアイドルだったが芽が出ずに太ってしまった過去から未麻にアイドル時代の自分を重ね合わせており、未麻がアイドルから離れることを許せなかったのです。
ルミはインターネット上で未麻になりすまして「未麻の部屋」というサイトを運営し、ストーカーの内田や脚本家の渋谷など未麻のイメージを汚す者たちに制裁を加えていました。
終盤では狂気を発露させて未麻に成り代わろうとするも失敗し、廃人同然となってしまいます。
草原の実験
アレクサンドル・コット監督が2014年に制作したロシア映画です。
全編にわたってセリフが一切なく、映像と音だけで物語が展開されます。
カザフスタンの草原に住む少女と父親の平和な日常に、風来坊の少年や軍隊の存在が影響を及ぼしていきます。
どんでん返しのポイント
少女と父親が暮らす草原が、実は旧ソ連の核実験場だったことです。
映画の最後には、草原に突如として核爆発が起こり、少女と父親はその光景を目撃します。
この核実験は、実際にカザフスタンで行われたセミパラチンスク核実験場での出来事に基づいています。この事実を知ったあなたは、少女たちのささやかな日常に対する悲しみや怒りを感じます。
まとめ
以上、3つの映画を紹介しました。
それぞれの作品は衝撃的なラストや独自の世界観を持っています。
視聴者の皆様からの感想や意見をお待ちしています。
それでは、次回もお楽しみに!
バイバイ!