キュンキュンと嗚咽の両方が味わえる!恋愛心理学に基づいた映画4選
こんにちは、たれぱんです。
この記事では、キュンキュンと嗚咽の両方が味わえる恋愛心理学に基づいた映画4選を紹介します。
恋愛心理学とは、人間の恋愛に関する感情や行動を科学的に分析する学問です。
恋愛心理学には様々な用語や理論がありますが、今回はその中から代表的なものをピックアップして、それぞれに合った映画をおすすめします。
映画を見ることで、恋愛心理学の知識を深めるとともに、自分の恋愛にも役立てることができるかもしれません。
それでは、早速見ていきましょう。
1. 初頭効果とは?『ノッティング・ヒルの恋人』
初頭効果とは、最初に出会った時の印象が、その後の相手への印象として強く残り続けることを示した効果です。
つまり、第一印象が良ければその後も良い印象を持たれやすくなり、第一印象が悪ければ、その後も悪い印象を持たれ続けてしまう可能性があるということです。
この効果は恋愛においても重要で、相手に好意を持ってもらうためには、最初の出会いで好印象を与えることが大切です。
この効果を体感できる映画が『ノッティング・ヒルの恋人』です。
この映画は、世界的な女優アンナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)と、ロンドンの本屋で働く普通の男ウィリアム・サッカー(ヒュー・グラント)との恋愛を描いたロマンティック・コメディです。
二人は偶然本屋で出会い、その後パーティーで再会します。
しかし、アンナはウィリアムの部屋で記者たちに取り囲まれてしまい、ウィリアムは彼女が有名人だと知って驚きます。
その後も色々なトラブルに見舞われながらも、二人は惹かれ合っていきます。
この映画では、初頭効果が二人の関係に大きく影響しています。
ウィリアムは最初に出会った時にアンナに惚れ込んでしまい、その後も彼女の素直な一面や優しさに魅了されていきます。
一方、アンナはウィリアムに対して最初は興味を持ちつつも距離を置こうとしますが、彼の面白さや誠実さに次第に心を開いていきます。
二人は最初の出会いでお互いに好印象を持ち合っており、それがその後の関係性にプラスに働いています。
2. ミラーリングとは?『ラ・ラ・ランド』
ミラーリングとは、相手の話し方や行動を真似ることにより、相手が自分に対して好意を抱きやすくなることを示しています。
ちょっとした仕草や言葉などをさりげなく真似ることが重要です。一番取り組みやすいのは、相手の言動を繰り返してみることです。
例えば、「昨日食べたラーメンがめっちゃ美味しくて」→「めっちゃ美味しかったんだね!」などと、相手の言葉を反復するだけで良いのです。
これは「繰り返し」と呼ばれ、心理カウンセリングの中でもよく用いられている手法です。
この効果を楽しめる映画が『ラ・ラ・ランド』です。
この映画は、ハリウッドで女優を目指すミア(エマ・ストーン)と、ジャズピアニストになる夢を持つセバスチャン(ライアン・ゴズリング)との恋愛を描いたミュージカル映画です。
二人は何度も偶然に出会い、やがて恋に落ちます。
しかし、夢を追うことと恋愛を両立させることに苦しみ、別れることになります。
この映画では、ミラーリングが二人の恋愛に大きく寄与しています。
二人は最初は反発し合っていましたが、次第にお互いの夢や趣味に興味を持ち始めます。
特にセバスチャンはミアにジャズの魅力を教えることで、彼女の心を掴みます。
また、二人はダンスや歌などでお互いの動きやリズムを合わせていきます。
これはまさにミラーリングの一種です。
二人はお互いに鏡のようになって親密になっていきます。
3. 吊り橋効果とは?『タイタニック』
吊り橋効果とは、人は恋したときのドキドキと恐怖のときのドキドキを区別できないということを示した効果です。
一緒に吊り橋をドキドキしながら渡ることで恋愛感情が芽生えてしまいます。
要するに本当は違う意味のドキドキでも人は勘違いしてしまうのです。
ジェットコースターやお化け屋敷でも同じことが言えます。
これらドキドキするアトラクションを2人で一緒に挑戦することで恋愛に発展しやすくなります。
この効果を感じられる映画が『タイタニック』です。
この映画は、1912年に起きた豪華客船タイタニック号の沈没事故を背景に、貧しい画家ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と上流階級の娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)との悲恋を描いた大作映画です。
二人は船内で出会い、やがて恋に落ちます。
しかし、船は氷山に衝突し、沈没してしまいます。
二人は必死に生き延びようとしますが、最後には別れることになります。
この映画では、吊り橋効果が二人の恋愛に大きく関係しています。
二人は船内で危険な目に遭ったり、船外で冷たい海水に浸かったりする